• 頭蓋骨の評価は後頭部から行う Vol.32


     

    後頭骨とは頭を後ろから見たときに首のすぐ上にある骨のことです。ホタテの貝殻のような形をしています。

     

    姿勢を正して椅子に座ってもらい後ろ側に立って後頭骨が左右どちらが高いかを見ます。

    首の付け根から骨をツムジ側へたどると、後頭骨の出っ張りを感じれます。(後頭隆起と言います)

    ここに指を当てればどちらが高い低いがわかります。

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    結論から言うと『後頭部が低い側の顔』が全体的に『出っ張り』が大きく『大顔』なります。

    同側のアゴ関節も出っ張っています。

    この際、後頭部のすぐ下に隣接する頚椎の1番は前上方へズレている状態です。(つまりは後頭部が後下方へ落ちている状態)

    耳たぶの裏のくぼみに骨が感じられます。

     

    実際はもっと複雑に頭蓋骨は連動していますが

    このようなアセスメント(評価)で『見る目』を養うことがトレーナーやセラピストにはとても重要なのは言うまでもありません。

     

     

     

    『アセスメントがあるから医者の薬は効くのである』

     

     

     

    Personal Face Trainer

    -木村 祐介-