• 表情筋はおでこからぶら下がっている。縦方向への意識が締まった顔へと導く。 Vol.43

    『表情筋と言われ眉毛から下に存在する顔の筋肉は、

    おでこの筋膜にぶら下がるように存在している。』

     

    実は顔の表情筋は耳やあごなど『横方向の筋膜への付着はとてもゆるく』、

    垂れやすいのは横側からである。(ほうれい線やフェイスラインのたるみなど)

     

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    丸顔の方の特徴としては、横方向への意識が強く

    横側の筋膜と表情筋の間に脂肪が溜まって垂れやすく柔らかい顔の方が多く見受けられます。

    これは経験則ですが、顔の動作や意識の仕方を見て気になるのは、

    笑い方や話し方、エクササイズの時の顔の使い方などが、全て横方向に動かしているという点です。

    以前くちびるを締めるエクササイズが顔にも身体にも有効であるとブログで書きました。これを

    丸顔の方や垂れ気味の方にやってもらうと、フェイスラインの脂肪は残ったままで改善が見られにくいのですが、

    これはくちびるを横方向に締めているからでした。

     

    先述したように『表情筋はおでこの筋膜からぶら下がるように存在している』ですので、

    くちびるを締めたまま縦方向に顔を伸ばすように(もしくはアゴを開こうと)すると顔の皮膚全体が今までより引き締まることが

    はっきり分かるはずです。

    わかりにくい方は目の奥、こめかみの辺りに向かって呼吸しながら行うと分かるかもしれません。

     

    なおおでこの筋膜は背骨から来ているので、猫背の方が顔が垂れやすいことは容易に想像つきます。

     

    『表情筋はおでこありきで存在し、おでこは背骨の一部である』

     

     

    REMINd

    Personal Face Trainer

    -木村祐介-