• 足の指を意識的に訓練すると足首は『くびれ』、歩き方も格段に良くなる。 Vol.60


    皆さんは足の指を意識することって1日の中でどれくらいありますか?

    ゼロの方も多いのではないでしょうか?

     

    かかとを浮かせて立つことを爪先立ちと呼びますが、

    実はこのとき足の指はあまり使っていません。爪先立ちで足の指、床から浮けませんか?

    そうなんです。かかとを浮かせた状態は親指の付け根の母趾球(ぼしきゅう)と言われる『骨』に乗っかっているだけです。

    指は全然使わず、骨で歩いている状態が続くと、指が反り返り骨がでた『外反母趾』の状態に陥る可能性が高まってしまいます。

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    どこかに掴まってもいいので足の指から甲、足首までピンっと伸ばしてみて下さい。指先の皮膚を遠くへ伸ばす感覚です。

    これだけでツってしまう方もいます。指の伸ばし方がわからない方もいます。できなさに愕然とする方もいます。

    バレリーナのバーレッスンを思い浮かべながら、足の指先を床へ引っ掛けるように勢いよく振り下ろしましょう。

    この際指先を当てるので母子球はつけません。これを10回行ってから肩幅に立ってみて下さい。

    やってない方に比べて指先への意識が格段に増していませんか?

    左右10回行ったのちに、掴まっていいので床につま先を引っ掛けてつま先立ちしてみます。

    このときの目標は、

    母趾球を床から浮かすことです。これを3回。指に力がつけばどなたでもできるようになります。

    その後歩くと、

    スムーズに前へ進めるようになります。

    トレーニングで結果が出やすくなります。

    ヒールが履きやすくなります。

    足首がくびれます。

     

     

    足首がくびれにくい方ほど足の指を鍛えた方がいいです。

    それは足首の筋肉はふくらはぎを使いますが、指の筋肉は足首の側面の形を作るからです。

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    そのほか、

    猫背が改善したり、顔が引き上がったりもするのですが、

    これらはまた次の機会に。

    『足の指を使い倒せば、理想的な足首に近づく』

    『足首から指先にかけては、足のデコルテだ』(マノロブラニク氏より)

    Personal Face Trainer

    木村祐介 -KIMRA-