• 上半身のキーは小指にあり  Vol.17


     

     

    『手の小指から出た筋膜は二の腕を経由して肩甲骨に到達する。』

     

    アスリートやバレリーナは小指の意識を大切にしています。

    テニスやゴルフなどグリップは小指から。

    相撲は脇をひらかず小指から手を出す。

    バレリーナは小指を軸に手を動かすことで鎖骨を出して優雅さを。

    これは『小指側を意識的に使うことで肩甲骨につくインナーマッスルが収縮し、肩が開き動きやすくなる』

    という機能解剖をアスリートたちは経験的・本能的に実践してきていることを物語ります。

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    逆に

    『手の親指から出た筋膜は力こぶを経由して胸に到達する。』

    胸の筋肉が働くと肩甲骨は外に移動して肩が高くなります。

    背中は丸くなり体幹は抜け、すぐにパワー負けしてしまいます。

    バンザイした時に首が短くなり見た目てきにも美しくありません。

     

     

    『携帯を持つのもバーベルを持つのも小指から。』

    『手を動かすときも小指主導を意識して。』

    これだけで『上半身の姿勢』や『肩の動きのスムーズさ』、

    『動きの優雅さ』に大きな変化をもたらせてくれます。

     

    わかりにくい方は『気をつけの姿勢』から『肩を目一杯すくませ』そこから

    『小指を床・かかと方向へ押す気持ちで下げる』と

    『背中・肩甲骨あたりに力が入って安定する』感じがイメージできます。

     

     

     

    silhouette of ballerina in classical tutu in the white studio

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    『小指がきっかけ』

     

    Personal Face Trainer

    -木村祐介-