• トレーナーとして木村が目指す3つの境地 その2


    トレーナーとして14年間生きてきて私なりに辿り着いた、目指すべき境地が3つあります。

     

    『トレーナーが『文化人』としての扱いをうけられる存在になること』

    『小さな子供が憧れる職業になること』

    『フェイストレーナーという職業が当たり前の世の中になること』

     

     

    ◯『小さな子供が憧れる職業になること』

    トレーナーは裏方の仕事です。

    コツコツできることを選手やお客様に精一杯尽くし結果をだすことにやりがいを持つことが良しとされます。

    これは私も18歳の専門学校時代から講師の方々に最も教えられたことの一つです。

    否定はしません。むしろ大賛成です。

    ただ、、、それだけでは私は物足りません。

     

    以前ある資格更新するための大きな講習会に参加した際に、

    壇上にはトレーナーの歴史を作ってきたと言われる方々が壇上で色々なお話をしてくださいました。

    トレーナーの地位向上を目指す。とおっしゃってはいましたが、その方法は上記のできることをコツコツと。

    と皆さん口を揃えて当たり前のことを言うだけでした。

    若いトレーナーに道を作るのが先駆者の使命だと私は思いますが、先駆者がこれでは

    あまりに『夢』がないなと少し残念に思ってしまいました。せめてトレーナーのスーパースターを協会をあげて作る!くらい大きなことを

    言って欲しかった。というのが私の心の中での本音です。

     

    私が生きて行く上で『自分の子供に胸を張れないことはしない』というスタンスがあります。

    以前20代の前半に接骨院で働く時代がありました。柔道整復師の国家資格も取りました。

     

    でも今はその世界にはいません。語弊を恐れず書くと

    それは業界全体が「保険制度』というものに縛られていて、そのルール内でどれだけ新しいアイディアを出して結果を出すか。

    というより、グレーの中でいかに黒にならないように気をつけるか。というのを考えている方がとても多いように感じたからです。

    (もちろんそうではない方も多くいらっしゃると思います)

    胸を張って父ちゃんやってるぜ!っていう方になかなかお会いできなかったのが正直な気持ちです。

     

    子供達が憧れる職業というのは、大人も認めるスーパースターがいます。

    野球ならイチロー

    サッカーならカズや中田英寿

    スケートなら浅田真央

    ゴルフなら石川遼

    水泳なら北島康介

    写真家なら篠山紀信

    デザイナーなら山本耀司や川久保玲

    etc

    小さい時に見たそれが印象的だから大人になっても忘れられなく、

    将来なりたい職業になるのだと思います。

     

    トレーナーは前述したように裏方ですが、トレーナー業界が活性化していくには

    子供が憧れ、大人が認められるようなスターが生まれる。もしくは生むべきだと思います。

    パーソナルトレーナーが発展した理由の1つとしてメディアに出るようなカリスマ性を持った

    トレーナーが出てきたからだと私は思います。

    スポーツ現場のトレーナーやメディカル系のトレーナーもそういう意識を持つ人間がどんどん増えれば

    近い将来、世の中に発信性を持つ、カリスマ性を持ったトレーナーが出てくるはずです。

    結果それは、

    『トレーナーが小さな子供が憧れる職業になること』につながるきっかけの一つになりうると思います。

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    私の活動がそのきっかけの一つのファクターであれる存在でいたいと強く思います。

     

    『小さな子供が憧れる職業になること』

     

     

     

    REMINd

    Personal Face Trainer

    -木村祐介-